キャンプ!
基本、天気が良いこと前提に
キャンプの用意を楽しみながら
していることでしょう。
ただ、話のわからない?
自然を相手なわけで、
残念ながら雨の日に当たることもあります。
オーマイゴッド(汗)
そして、もっと残念なのは、
野外活動で最悪である、
この雨に遭遇しないと
「テントの防水性能の劣化」
に気付かないという事実があることです(汗)
キャンプでは、雨にあうことを前提に、
事前の準備をしておく必要があります。
キャンプを台無しにしないために。
雨ならキャンプをキャンセルするよ。
行かなければいいさ。
なんて言っているアナタ。
事前にわかっていれば良いのですが、
例えば、山の天気は変わりやすいですね。
思わぬ天気の変化で、
キャンプ途中での雨が一番難儀なのです。
最悪の中でも最良なキャンプにするために、
できることをやっておきましょう。
とはいえ、テントって大きなものです。
テントを張れるぐらいの広い庭を
お持ちの方なら別ですが、
小狭住宅住まいの私は、テントを広げて、
事前にチェックすることもままならないです(悲)
ここからは、わたしの経験談です。
テント購入後、数年を経ると
撥水防水加工は劣化して行きます。
実際、ある日のキャンプで雨に当たり、
最初は大丈夫だったのですが、
降り続く雨の中、徐々に、
雲行きが悪くなって行きました。
「あれっ?冷たっ!」
「漏れてんちゃうん?」
そうこうしているうちに、
テントのあちらこちらからポタポタ。
最後には、居る場所もなく、
あたふたと車に避難。
「あぁ、オートキャンプでよかった」
な~んて、変な感心をしたものでした。
こうなると雨が怖くて
キャンプへ行けなくなります。
それほど悲惨な現場になりましたから(怖)
テントの撥水防水性能が劣化したら、
基本買い替え時期が来たということですが、
何せ高価な物です(汗)
リビングテントとドームテントとタープで
10万オーバーですから(怖)
それじゃぁ、傘や雨カッパよろしく
テントも防水加工しますか!
ってことで挑戦しました。
ここでちょっと疑問が。
防水加工と撥水加工って違うの?
ってこと。
撥水は水をはじくことで、
防水は水を通さないことですね。
もう少し詳しく調べると、
撥水加工は
生地の表面をコーティングして
水を玉状にはじく加工のこと。
防水加工は
生地の隙間を埋めるようにコーティングして
水を通さない加工のこと。
どうも、水を防ぐ力は、
防水加工の方が強力なようです。
それぞれの長所と短所を挙げます。
撥水加工の長所は、
生地をコーティングしても隙間は塞がないので、
通気性が良く蒸れない。
短所は、雨粒が細かい霧雨や強い雨には弱い。
防水加工の長所は、
生地の隙間を埋めるよう加工するので、
水漏れや浸透を完全に防ぐ。
短所は、空気や蒸気を通さず蒸れやすい。
これらの点を考慮すると、
加工する場所によって使い分けが必要ですね。
例えば、
テント(寝るところ)の地面に接地する部分は
防水加工をすべきですし、
インナーテントの屋根や側面は
通気を良くするために撥水加工すべきですね。
あと、テントの屋根や外の側面は、
まぁ、どちらでもいいかもしれませんが、
我が家の場合は防水加工を選択しました。
防水加工をするため商品は、
たくさんありますから、
いろいろ調べてみてください。
テント用とうたう商品も売られていますが、
こだわる必要はないと思いますよ。
一つ言えることは、
スプレー式より液材を塗るタイプの方が
しっかりと処理できると思います。
スプレー式だと風の影響を受けやすいし、
テントように広範囲に処理が必要な場合、
塗るタイプの方がコスト面でも安上がりです。
テントは大きな物なので、本当は、
設営した後に加工処理をしたいところですが、
我が家にはそんなスペースはないので、
駐車場の壁に干した状態で処理しました。
TEMPO Para Wet(パラウエット)テント用の強力防水液1リットル入りテントやブルーシート、グランドシート、タープ他塗付面の大きい布地用ベトつかず、塗りやすい防水液フッ素率が高く、撥水効果抜群
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液材は揮発性なので、
換気に注意する必要があり、
屋外での加工をおススメします。
そして、容器に小分けして
使用したほうが良いです。
ちなみに、わたしは百均ショップで
スプレー容器を購入し、
これを使ってテントへ吹きかけていきました。
ブラシを使って塗るよりも上手くできました。
一度、雨漏りがするようになったテントは、
雨天に2~3回使用したら再処理しましょう。
キャンプへ行ったついでに、
設営後処理を行うと楽ちんですよ。
費用もそれほど高くないです。
ドームテントの内外と
リビングテントを処理して、
1回、5~6千円でしょうか。
これで何年でも使えます、
破れて穴があくまで(笑)
また、テントの洗浄と撥水加工を
してくれる業者さんもあります。
お値段は結構しますねぇ、
数万は覚悟です(汗)
その金額に少し足せば、
新しいテントが買えそうですが、
使い慣れたテントが良いなら考えてもいいですね。
それに、業者を使う利点は、
雨天キャンプ使用後、
キャンプ場から直接業者へ
宅急便で送ることが出来ることです。
汚れたテントを苦労して持ち帰ることなく
現地で発送できるのは助かりますね。
みなさんも、テントの撥水加工、防水加工に
トライしてみてはどうですか。
こういう面倒な作業も、実は、
キャンプの一つの楽しみでもあります。