あまり意識しないかもしれないのですが、
洗濯機を置くスペースのあるご家庭には、
「防水パン」と呼ばれる
プラスチック製の板のような物が
設置されていると思います。
「洗濯パン」とも言うようですが。
これは水漏れ防止に一役買っているわけです。
家にとって水漏れは致命的な問題です。
それが長年にわたると土台の腐食という、
恐ろしい状態に見舞われることになりますから。
ただ、近年では必ずしも設置しなくても良い
という考え方もあるようです。
製品の性能が良くなってきたこと
を受けてのことですね。
まず、水漏れがないという
洗濯機の構造のおかげです。
しかし、何があるかわからないので、
万が一にも床を水浸しにしないためにも
不測事態に備えるために、
設置すべきですね。
それと、洗濯機の構造上、
どうしても鉄を使用している部品があります。
実は、この部分に結露が発生することで、
少なからず水滴が流れることがあるようです。
やはり、据えて付けておくことが賢明なようです。
この防水パン(洗濯パン)ですが、
サイズも形も様々です。
そのため、引越しをした際に、
洗濯機が収まらない、
であるとか、
新しく買い替えると収まらなくなった、
というようなことが起こる訳ですね。
特に、築年数の古い建物の場合、
洗濯機置き場がない、
もしくは、あってもスペースが狭い、
ということがよくあるそうです。
過去に、我が家でも、縦型洗濯機から
ななめドラム式洗濯乾燥機に買い換えた際、
この問題に直面しました。
はいらねぇ~(泣)
横幅には余裕があるのですが
奥行きがダメでした。
購入前に、カタログサイズで
洗濯機の底面の大きさは
入ることを確認していました。
ところが、ななめドラム式洗濯乾燥機は、
洗濯槽をななめに設置しているという構造上、
底面から数センチ上から
前方へ張り出すように膨らんでいます。
この部分が防水パン(洗濯パン)の
周りの壁に接地してしまったのです。
さぁ、どうしたものか?
防水パン(洗濯パン)の周りの高さは、約7㎝。
思い切って、防水パン(洗濯パン)の前面の壁を
跨ぐように設置すること考えました。
そのために、台を作る必要があります。
大量の水を貯め、洗濯物を洗うわけですから
洗濯機の重量は相当なものになります。
しっかりとした台が必要になります。
何か適当なもので代用できないかを考えて、
思いついたのがコンクリートブロックです。
これなら重量に耐えることが出来るし、
鉄のように錆で腐食することも、
木のように水で腐食することも有りません。
その上、ホームセンターで
1個数百円で売っています。
安っすぅ!
早速、ブロックを4個購入しました。
ついでに、振動を抑えるためと、
滑り止めにゴムシートも購入しました。
ゴムシートは、ブロックの上下に張るので
8枚購入しました。
ブロックの配置ですが、
洗濯機の後ろ(壁側)の足用に
2個を防水パン(洗濯パン)内に、
前面の足用に2個を
防水パン(洗濯パン)の外へ設置しました。
ブロックの高さが約10㎝なので、
計画通り、防水パン(洗濯パン)を
跨ぐように設置することが出来ました。
使用感に問題なし!
振動や騒音も問題なしです。
すべて思い通りに行きました。
すっきりです!
もし、同じような悩みがある方は、
この方法を参考にして下さいね。