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年賀状をやめたい!意味のない年賀状のやり取りを終わらす方法

投稿日:

 

年賀状。

 

年末も近づくと、年賀状を作るという作業に追われる人が多いと思います。

「年賀状を出す」という習慣は、人とのつながりを大事にするという日本人の美徳かもしれません。

しかしながら、なかなか大変な作業でもありますね。

 

年賀状は、生涯を通して出し続けないといけないのでしょうか?

 

もちろん、法律で決まっているものではないので、出す出さないは個人の自由ですね。

では、「年賀状のやり取りをやめたい」と思った時に、どうすればよいのでしょうか?

 

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そもそも日本人にとっての年賀状とは?

 

日本には、「年始の挨拶回り」という習慣がありました。

新年を迎えると目上の人の所に出向き、お祝いのご挨拶をするというものです。

 

どんどんと進歩する世の中で、交通の便が良くなるにつれて、交際の範囲が広がってゆきます。

そうすると親しい人が遠く離れてしまい、挨拶もままならなくなります。

 

そうこうしているうちに、明治時代に郵便制度が整います。

そこで、遠方の人には「年始回り」の代わりとして、賀状を書いて送るという習慣に代わってきたのです。

「挨拶回り」という行為より、格段に便利で手間いらずな方法が普及したことは想像に難くないですね。

 

そして、簡単がゆえに、それほどの関係でもない人にまで、年賀状を送るという人が増えました。

年々、増えていく年賀状。

ただ、一度やり取りが始まると、自分からは止めにくいものですね。

それこそ、顔もうろ覚えの人にまで送っているという無意味な行為。

何とかしたいものです。

 

年賀状が持つ現代の役割は?

 

そもそも、年賀状のやり取りは、現代の社会生活において、どれほどの意味をなしているのでしょうか?

 

以前よりも、格段に進化した交通手段、通信手段もしかりです。

特に、若い世代の人にとって、年賀状は過去の遺物です。

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ほとんどの若者は、メールやSNSを使っての挨拶で済ませているのが現状ですね。

 

日本の郵便行政における年賀葉書の発行は、1949年から始まっています。

初年度の発行部数は、1億8000万枚。

その後、人口増加の影響もあり発行部数を増やしていきます。

ピークは、2003年の44億6000万枚。

そして、2017年は28億5000万枚まで減ってきています。

恐らく「年賀状を送る」という習慣は無くなっていくことでしょう。

 

年配の人たちの中では、まだまだ根強い人気があるようです。

それでも、リタイア後の生活では、形だけの年賀を送ることに負担を感じる人も多いのが現状です。

もともと年賀状を送る習慣のない若者たちは悩むことはないでしょう。

一方、これまでやり取りを続けてきた年配者にとっては、「やり取りの中止」という選択は大きな変革です。

 

何かしら、良い終わらせ方はないものでしょうか?

 

意味のない年賀状のやり取りの終わらせ方

 

年賀状のやり取りを止めたいと思ったことは無いですか?

私の場合ですが、相手からの年賀状が届かなければ、翌年の年賀状から取りやめるという方法で終わらせています。

 

また、大した付き合いもなく、行きがかり上はじめたやり取りの場合は、思い切って送ることを止めます。

恐らく、相手方も同じ思いでしょうから。

 

問題は、現在進行形で何らかのお付き合いがある人たちです。

この場合は、黙っていきなり挨拶を止めてしまうことは失礼ですし、要らぬ心配を掛けることにもなりかねません。

しっかりとした意思表示をすべきですね。

最後に送ると決めた年賀状の末尾に、翌年からの年賀状は辞退する旨を記しましょう。

 

【ポイント】

・一人だけ止めるのではなく、全員が対象であることがわかるようにする。

・これが絶交を意味するのではなく、これからもお付き合いをお願いしたいことを伝える。

・理由としては、当たり障りのないものにする。

例えば、「高齢により年々手元が覚束なくなって参りましたので・・・」

例えば、「一身上の都合により・・・」

相手に心配を掛けないように気を付けましょう。

 

まとめ

 

思い切って、年賀状のやり取りを止めてしまっても、思いの外、影響がないことに気が付くと思います。

「あぁ、憂鬱だなぁ、年賀状」

毎年、こんな思いで書いている年賀状に、果たして意味があるのでしょうか(笑)

 

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