何やら世間を騒がす言葉「忖度」。
“そんたく”と読むそうである。
聞いたことねぇし(汗)
大阪で問題が持ち上がった、
教育の現場に関係するややこしい話が
国会での証人喚問を迎えるまでに、
大きな話になってきているようだ。
どうも、学校を新設する際にある
いろいろな条件のハードルを
政治家が絡むことで下げた・・・それも異常に
っということらしい。
誰が、どんな政治力を使って、優遇したのか?
いやいや、指示はしていない、
まわりの人達がかってにやったこと。
これが「忖度(そんたく)」というようである。
他人の心をおしはかることを「忖度(そんたく)」と。
そもそも、我々一般市民は、政治家に対して
要望をすることが出来ますよね、陳情です。
そして、その要望を政治家は必要と考えれば
解決するために努力する訳です。
これは民主主義の本来の姿ですよね。
今回の問題も、ある人物が学校を運営したいと考え、
ある政治家に厳しい条件の緩和をお願いした、
ここまでは問題ないですね。
もしここで、金銭の授受があったとしたら犯罪です。
では「忖度(そんたく)」は、
どこで出てくるのでしょうか?
政治の世界でも一般企業でも、あるいは家庭でも、
「忖度(そんたく)」はあります。
会社なら、会社の方針や上司の意向を汲む、
家庭なら親の気持ちを考える、
そして、今回の問題では、
政治の方向性や一定の政治家の意向を汲み、
関係各所(官僚)がしかるべき動きをした、
ということだと思います。
ですから、「忖度(そんたく)」自体は
なんら問題ないはずですね。
人が集まれば、
他人の気持ちを推し量ることは当然です。
そもそも、今回の話の流れからいうと
「忖度(そんたく)」という言葉が妥当?
人の気持ちを推し量ることは忖度ですが、
推し量った上で、手加減をするとなると
「斟酌(しんしゃく)」の方があてはまるのでは?
なんて、どうでもいいことを考えたりしています(笑)
話は変わりますが、「ハッカー」という言葉。
これは、インターネットを介して、
他のシステムに侵入する者たちをさし、
犯罪者と同じ意味に使われていますが、
本来は、仕事としてシステムの
セキュリティを調べるために
侵入を試みる人たちのことですね。
対して、侵入して不逞を働く者たちは、
「クラッカー」と言います。
言葉というのは難しいですね。