秋と言えば紅葉です。
では、紅葉と言えば何処を思い浮かべますか?
京都。
古くから日本の政治、文化の中心となっている京都。
第二次世界大戦の戦災から免れたことで、多くの文化財が残っている京都。
それに伴い、自然も豊かに残っている古都ですね。
京都には、美しい紅葉を鑑賞できる場所がたくさんあります。
多くは人の手が加わり、古刹・名刹と共存しています。
陽光の元で楽しむ紅葉が素晴らしいことは誰もが知っていることです。
ここで、趣向を変えて夜の紅葉を鑑賞してみませんか?
いろいろな場所でライトアップイベントが行われているのです。
今回は、京都は清水寺の「夜の特別拝観」を見てみましょう。
紅葉のライトアップが楽しめる京都の清水寺の見どころ
山号(さんごう:仏教で寺院に付ける称号のこと)は音羽山。
ご本尊は、千手観音。
開基(創立者)は、延鎮。
清水寺は、都が平城京(奈良)から平安京(京都)へ遷都される以前からある、歴史の古い寺院なのです。
季節を問わず多くの参詣者が訪れますし、修学旅行で多くの学生が訪れることでも有名ですね。
11月11日(土)~12月3日(日)
17:30 ~ 21:00 の間
拝観料
大人(高校生以上)400円
小人(小・中学生)200円
「夜の特別拝観」が開催される間、昼の拝観時間は17時30分までになります。
その後、17時30分からは、夜の拝観となります。
見事な紅葉が境内を彩る秋の夜、美しくライトアップされた清水寺は、幻想的な雰囲気に包まれます。
清水の舞台はもとより、奥の院や音羽の滝へも足を運びましょう。
「夜の特別拝観」の期間中は、成就院庭園の特別公開もされます。
普段は、公開されていない庭園の夜の姿を堪能することが出来るチャンスでもあります。
紅葉のライトアップが行われる京都の清水寺へのアクセス方法
京都市内は、慢性的に渋滞しています。
日本中から、そして世界中からやって来る観光客の数が膨大だからです。
一年間で京都を観光に訪れる人の数は、5,000万人を大きく超えます。
日本の人口の約半分近くの数ですね。
それはそれは、人や車で溢れかえるはずです。
渋滞に巻き込まれたり、駐車場を探して時間ばかりを食ったりで、それって、疲れるだけですよね。
イライラも募ることになります。
観光とは、こころの癒しを主とするものだと思います。
これでは、本末転倒ですね。
ちなみに、清水寺に駐車場はありません。
公共交通機関を利用しましょう。
JR京都駅から市バスを利用
<乗車>
・206系統 東山通北大路バスターミナルゆき
・100系統 清水寺祇園、銀閣寺ゆき
<下車>
・五条坂
徒歩10分
JR京都駅から京都バスを利用
ただし、土・休日のみ運行
<乗車>
・18系統 大原ゆき
<下車>
・五条坂
徒歩10分
阪急電鉄河原町駅から市バスを利用
<乗車>
・207系統 東福寺、九条車庫ゆき
<下車>
・清水道
徒歩10分
京阪電鉄祇園四条駅から京阪バスを利用
<乗車>
・83 85 87 88系統
<下車>
・清水道
・五条坂
徒歩10分
京阪電鉄七条駅から市バスを利用
<乗車>
・206系統 東山通北大路バスターミナルゆき
・100系統 清水寺祇園、銀閣寺ゆき
<下車>
・五条坂
徒歩10分
京阪電鉄清水五条駅から約徒歩25分
紅葉のライトアップを京都の清水寺で楽しむ場合の裏技
日本のみならず、世界的に有名な古都、京都の中にあって、屈指の観光客を集める清水寺です。
観光客で溢れていることは覚悟が必要です。
残念ながら、特に裏技と言えるほどのことはお伝え出来ません。
ただ、参拝客の行動には、一つの傾向があります。
それは、「夜の特別拝観」の前から並びだして、開園すぐの頃には長蛇の列を作っています。
でも、閉園が近づくにつれ、人の数も少なくなっていきます。
20時頃に入園するぐらいで一番良いと思いますよ。
混雑具合も、落ち着いている頃合いになりますから。
まとめ
11月中旬から12月初旬にかけて開催される「夜の特別拝観」の時期の京都は、はっきりいって寒いです。
さらに夜は、もっと冷え込むことになります。
混雑することで、なかなか動かない行列に並ぶ可能性もあります。
清水寺の舞台は、高い場所にあるので風が強い日は、さらに体感温度が下がります。
温かい服装で観覧するようにしましょう。
せっかくの観光なのに、
寒過ぎて、早々に退散!
な~んてことにならないようにね。