中国の武漢から発生し、世界中に感染が広がりつつある新型コロナウイルス。
肺炎を引き起こし、重症化すると死亡に至ることも。
日々、たくさんの情報がもたらされていますが、どれほど恐ろしい病気なのでしょうか?
世界中で爆発的に広まっている現在、その関連情報をまとめてみた。
潜伏期間
1~12.5日(多くは一週間程度)
感染方法
感染者がくしゃみや咳をすることで、ウイルスを含んだつばや鼻汁などの飛沫が放出され、それを鼻や口から吸い込む「飛沫感染」。
感染者がウイルスを含んだつばや鼻汁などが付いた手で触れた場所を触り、その手で鼻や口に触れる「接触感染」。
これら二つ方法が考えられ、空気感染ではない。
症状
感染した人の多くは無症状。
潜伏期間を経て発病した場合は、発熱や呼吸器症状(咽頭痛、咳)が1週間前後持続することが多い。
また、強いだるさ(倦怠感)を訴える人が多いことが特徴。
風邪やインフルエンザであれば、通常は 3~4日までが症状のピークで、その後改善傾向がみられるが、新型コロナウイルスでは症状が長引くことが特徴的。
熱や咳がある場合
少々の熱や咳ぐらいでは仕事や学校を休まないという人も多いが、今この時期においては自粛することが最善。
ただ、これらの症状があるとしても、現時点では圧倒的に新型コロナウイルス以外の病気であることが多い状況。
かかりつけの病院で診察をしてもらい自宅療養が基本。
ちなみに、37.5度以上の熱がある場合を発熱とみなす。
感染予防
人混みを避け、手洗いを徹底すること。
人が集まる場所ではマスクを着用する。
空気感染だとウイルスを通さないマスクが必要だが、飛沫感染や接触感染なのでマフラーやハンカチで口鼻を覆うことでも有効。
濃厚接触とは?
判断基準は「距離」と「時間」。
2メートル以内の距離で一定時間一緒にいることで濃厚接触者判断する。
なぜ世界中で騒がれているのか
まずは、今までにない新型であるということ。
症状や致死率の統計が無いこと。
もちろん特効薬がないこと。
対症療法しかないことで慎重になっています。
トイレットペーパーの不足
一時的に店舗からトイレットペーパーが品切れ状態になっている問題。
マスクのほとんどが中国からの輸入であったため品切れ状態になったことを受け、トイレットペーパーも同様であるという誤った情報が氾濫してしまった。
トイレットペーパーは、そのほぼ100%を国内生産して商品であるので品切れすることはありません。
臨時休校
後で考えると、もしかしたら必要のない措置かもしれません。
ただ現状では、子供たちへの最悪の影響を排除したいという政府の考えもわかります。
新型コロナウイルスの今後
世界の感染症の専門家達の意見は、これからの1~2年の間に、世界人口の40~70%の人々が感染するだろうとしています。
すごい数字ではありますが、「通常のインフルエンザのようにありふれた疾病になる」と予測してもいます。
まとめ
10~30代の若者が感染拡大させている可能性があるようだ。
若者は感染しても症状がでないか軽い可能性が高く、気付かぬうちに他の人に感染させている。
それが、高齢者や免疫力が低下した人への感染だと重症化させてしまう可能性が高い。
そうなると、老若男女問わず、今の時期は可能な限り人が集まる場所へは出向かないようにすることが賢明ですね。
いつも言われることだが、よく食べ、よく寝て規則正しい生活を送ることが一番。
免疫力が高まり、病気に打ち勝つ健康をいじできるのですね。
冷静対応していきたいものです。