四季がある日本ならではの楽しみ。
それは、紅葉狩りですね。
秋の訪れとともに日照時間が短くなると色付き始めます。
ある意味、紅葉は葉の老化現象ですね。
無駄な水分やエネルギーが冬の間に消費されるのを防ぐために葉を落とすのです。
日本の紅葉は、9月頃から北海道の大雪山を手始めに始まります。
その後、「紅葉前線」は徐々に南下します。
山間部や内陸では、朝晩の冷え込みが起こりやすいために、早い時期に紅葉が始まります。
紅葉は、その始まりから約1か月間にわたり楽しむことが出来ます。
なかでも見頃は、紅葉が始まって、20日から25日頃です。
そんな自然の美しさを「滋賀県のメタセコイア並木」に見に行ってみましょう。
紅葉を滋賀県で楽しむならメタセコイア並木がおススメ
滋賀県にある「メタセコイア並木」をご存知ですか。
日本紅葉の名所100選にも選定されており、名実ともに素晴らしい紅葉を見ることが出来ます。
また、韓流ドラマ「冬のソナタ」の雰囲気が感じられるということで大ブレークしました。
本当に、映画のワンシーンの中に入り込んでしまったような錯覚におちいる並木道です。
道路の両脇に、総延長2.5kmものメタセコイアが植えられています。
その数、500本といいますから、おおよそ10メートル間隔で植えられているのですね。
紅葉するのは、広葉樹とは限らないのですね。
樹高は、高さ25から30m、直径1.5 mにもなります。
葉は、細長くて、長さは3cm程度です。
秋に赤茶色に紅葉し、落葉します。
結実は多く、秋から冬にかけて無数の種が地表に落ちるようです。
そうそう、せっかくメタセコイア並木まで行くのなら、「マキノピックランド」で旬のフルーツ狩りを楽しんでみて下さい。
秋には、りんごや栗拾いを楽しめますよ。
それと、メタセコイア並木の先にある、日帰り温泉施設「マキノ高原温泉さらさ」もオススメです。
ひと汗流して、心も身体もリフレッシュしましょうね。
紅葉の時期としては、例年、11月下旬から12月上旬にかけてになります。
紅葉情報を確認して、最高のメタセコイア並木を鑑賞に行きましょう。
紅葉が素晴らしい滋賀県のメタセコイア並木へのアクセス方法
メタセコイア並木は、滋賀県北西部に位置する山すその小さな町、高島市マキノ町にあります。
東京方面から車で行くのであれば、最寄りのインターチェンジは北陸自動車道の木ノ本ICです。
木ノ本ICからは国道8号線(塩津街道)、国道303号線、国道161号線(湖西道路)を経由して、約22kmなので40分ぐらいでしょうか。
大阪方面から車で行くのであれば、最寄のインターチェンジは名神高速の京都東ICです。
京都東ICからは、国道161号(湖西道路)を経由して、約65㎞なので、90分ぐらいでしょうか。
少し距離はありますが、右手に琵琶湖を見ながらのドライブを楽しむことが出来ます。
電車を利用するなら、最寄りの駅は、JR湖西線のマキノ駅になります。
マキノ駅からは、約2.5㎞です。
徒歩でも40分程度の距離なので、季節もいいのでハイキングがてらゆっくり向かうのもいいですね。
JRマキノ駅からバスを利用するなら、高島市コミュニティバスのマキノ高原線に乗車し、「マキノ支所前」で下車します。
そこから500m弱なので、徒歩で6、7分といったところです。
紅葉を楽しみに滋賀県のメタセコイア並木へ行く際の駐車場情報
メタセコイア並木を見るために訪れる人たちの路上駐車が大変問題になっています。
車の駐車には、マキノピックランドの駐車場を利用して下さい。
また、町では、臨時の駐車場を用意して対応しています。
臨時の小さな駐車場ですのでご了承ください。
瑞光院の前の空き地
圃場整備 竣工記念之碑の周辺
記念写真の撮影をされる方は、これらの駐車場を利用し、徒歩で散策しながら楽しむようにして下さいね。
まとめ
滋賀県高島市マキノ町のメタセコイア並木は、テレビや新聞などで紹介されたことから、たくさんの観光客が訪れるようになりました。
最近では、想定上の観光客数で、現地の受入キャパシティを越えることもあるようです。
また、記念撮影のために、駐停車禁止の道路脇に車やバイクを止めている人達も見られます。
そもそも地域住民の生活道路でもあります。
是非とも常識ある行動をとりましょう、そして自然のすばらしさに触れあいましょう。