残暑の厳しさも収まり、心地よい空気感がうれしい季節になってきました。
一日ごとに秋が深まってきますね。
日本の秋と言えば、紅葉の季節です。
一日の日照時間が短くなって、気温も徐々に下がってきます。
そうすると、山の木々が、その葉を色付かせ始めます。
9月に入ると北海道で紅葉が始まります。
そして、いわゆる「紅葉前線」が日本列島を徐々に南下していくのです。
紅葉を楽しむことが出来る期間は、おおよそ1か月間。
その中でも見頃となるのは、紅葉が始まってから20日前後の頃合です。
残念ながら短い期間ですね。
そんな自然の美しさを「京都府の下鴨神社」に見に行ってみましょう。
紅葉を京都府で楽しむなら下鴨神社がおススメ
京都府京都市左京区にある「下鴨神社」をご存知ですか。
「下鴨神社」というのは通称で、正式名称は、「賀茂御祖(かもみおや)神社」です。
ユネスコの世界遺産に「古都京都の文化財」の1つとして登録されています。
京都の町づくりは鴨川を中心になされています。
そして、その鴨川の下流にまつられているお社というところから「下鴨(しもがも)さん」とか「下鴨神社(しもがも)」と親しくよばれているようです。
【下鴨神社について】
朱塗りの楼門(ろうもん)が印象的な下鴨神社。
京都三大祭に数えられる葵祭(あおいまつり)が行われる神社として良く知られています。
楼門そばには、相生(あいおい)神社という縁結びの神さまが祀られています。
そして、縁結びの象徴とされる「連理の賢木(れんりのさかき)」という不思議なご神木があります。
「みたらし団子」発祥の地とされる御手洗社(みたらしいけ)。
府民の憩い場である糺の森(ただすのもり)を貫くように参道が敷かれています。
毎年5月3日に行われる「流鏑馬(やぶさめ)神事」は、京都の風物詩ですね。
紅葉鑑賞スポット
京都で最も遅い紅葉を楽しむことができる下鴨神社。
例年の見頃は、12月上旬から12月中旬です。
その年により前後しますので、11月に入れば現地の情報を収集するようにしましょう。
下鴨神社の紅葉のメインスポットは、何と言っても糺の森(ただすのもり)です。
ヤマモミジやイロハモミジなど約500本が鮮やかに紅葉します。
奈良の小川付近や紅葉橋付近の紅葉も人気が高いです。
鴨長明ゆかりの社としても有名で、美しくなるご利益があるとされる河合神社では、イチョウの黄葉が楽しめます。
また、境内を流れる御手洗川周辺でもイチョウの黄葉が満喫出来ます。
料金など
神社の拝観料は無料です。
本殿の参拝時間は、6:30から17:00です。
但し、各種イベントが行われる際には、拝観料、拝観時間ともに変更があります。
その他、私営駐車場も点在しています。
紅葉が素晴らしい京都府の下鴨神社へのアクセス方法
【名神高速 京都東ICを利用する場合】
京都東IC
↓
三条通(府道143号線)
↓
東大路通
↓
丸太町通(府道187号線)
↓
河原町通(府道32号線)
↓
下鴨神社
所要時間は、約30分です。
【名神高速 京都南ICを利用する場合】
京都南IC
↓
京阪国道(国道1号線)
↓
九条通(国道1号線)
↓
大宮通(府道114号線)
↓
五条通(国道9号線)
↓
堀川通(府道38号線)
↓
丸太町通(府道187号線)
↓
河原町通(府道32号線)
↓
下鴨神社
所要時間は、約40分です。
【電車を利用する場合」
京阪鴨東線の出町柳駅または叡山電鉄本線の出町柳駅から約600m徒歩約7分です。
地下鉄烏丸線の鞍馬口駅から約1.5㎞徒歩約20分です。
【タクシーを利用する場合】
京都駅より下鴨神社まで ¥2000円~3000円(約20分)です。
紅葉を楽しみに京都府の下鴨神社へ行く際の駐車場情報
駐車場は神社西側【西駐車場】になります。
この駐車場へは、下鴨神社の西側を南北に通る下鴨本通から入ることになります。
駐車可能台数は、300台です。
駐車料金は、30分200円です。
混む時期もありますので、事前に現地への問い合わせをするのが良いですね。
公共交通機関を利用して、のんびり行くのも良いと思いますよ。
まとめ
下鴨神社の紅葉のおすすめ期間は、12月上旬から12月中旬です。
他の地域の紅葉に比べて遅いです。
ただ、自然が相手のことです、情報取集は怠りなく、です(笑)
毎年行われるわけではないですが、ライトアップイベントもあります。
丁度、紅葉が美しい時期と重なるイベント開催だと嬉しいのですが。
これも、情報を収集して下さいね。
あと、下鴨神社へのアクセスでおススメがあります。
出町柳駅スタートで歩いて向かいましょう。
情報番組などで良く取り上げられている鴨川デルタを河合橋から眺めながら下鴨東通を北上します。
鴨川デルタは、東から流れてくる高野川と西から流れてくる鴨川の合流点で、休日ともなると学生や親子連れで賑わう市民の憩いの場です。
途中、旧三井家下鴨別邸を左手に見ながら、下鴨東通とわかれて、賀茂御祖神社の石碑のある分岐点を左方向へ進みます。
しばらくまっすぐ進むと、糺の森(ただすのもり)が見えてきます。
そして、長い表参道を歩いて本殿へと向かいましょう。
徒歩で10分強ですから、歩いても大した距離ではありませんからね。