9月も半ばを過ぎ、まだまだ残暑が厳しい時期ではありますね。
そんな日々の中にも、「秋めいて来たなぁ」と感じる瞬間が、ちらほら出てきました。
何でしょう、少し物悲しく感じられるといいますか、人恋しく感じる瞬間があります。
こんな時、離れて暮らす、お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんを思い出します。
ちょっと顔を見に、様子伺いに行くには遠い。
電話でもしようと思いながら、ついつい先延ばしにしている。
毎日を元気に楽しんでいるかなぁ。
こんな人、多いのではないでしょうか?
「敬老の日」
よくぞ、制定してくれました。
こういう機会がありますと、なかなか常日頃に接点を持つことがなくなった、おじいちゃんおばあちゃんへの関係を深めることが出来ます。
ただ、、さぁ、どのように、感謝の気持ちや親愛の情を示せばよいのやら・・・ムズカシイ
敬老の日にもらって嬉しいものを相手の立場で考えてみよう!
「敬老の日」と言いましても、その対象者は誰?って思いませんか?
何歳以上っていう決まりもない訳です。
企業で言う定年退職する年齢(65歳)なのか。
後期高齢者医療制度における年齢(75歳)なのか。
それとも・・・。
ただ、慣習的に、年齢ではなく、孫がいる人は、おじいちゃんおばあちゃんと呼ばれる存在ですから、「敬老の日」の対象者であると言えると思います。
ですから、現在の法律に照らし合わせて見た場合、女性は16歳で結婚できますから、すぐに女児を出産したとして、32歳の時に、その子が結婚出産したと仮定すると、32歳でおばあちゃんになることができますね(驚)
32歳で「敬老の日」です・・・(;’∀’)アハハハ
このように考えると、「敬老の日」のプレゼントに、最適な贈り物はコレ!
な~んて無いですね。
そう言い切ってしまうと元も子もないです(汗)
要は、おじいちゃんおばあちゃんの数だけ、喜んでもらえるプレゼントの数もある、ということです。
相手の立場に立って考えてみましょう、ということですね。
プレゼントは、とかく自分よがりになりがちです。
どういうことかと言いますと、
おじいちゃんおばあちゃんには、こうあってほしい的な。
喜んでくれそうだから良いんじゃない?的な。
例えばです。
「もっとお洒落な服を着たらいいのに」という思いから、おじいちゃんおばあちゃんの生活環境から考えると、周りから浮いてしまう様な服を贈ってみたり。
歯も顎の力も弱ってきているし、特に、お魚が大好きなおじいちゃんおばあちゃんに、喜んでもらおうと高級なお肉を贈ってみたり。
糖尿を心配しているおじいちゃんおばあちゃんに甘いお菓子を贈ってみたり。
お酒の飲み過ぎを心配しているのに、好きだからと言ってお酒を贈ってみたり。
こういう事って、相手のことをうわべでしか見てないと思うんです。
日頃から接点がある人だと情報を入手しやすいのですが、離れているとなかなか難しいものです。
それでも、1年に一回のことです。
改めて、おじいちゃんおばあちゃんのことを知りたいと思う気持ちで、最適なプレゼントを贈るように努力してみて下さいね。
・年齢
・体調、健康状態
・1日の行動パターン
・1日の食事内容
・お茶の時間に食べる物
・よく見るテレビ番組
・好みのファッション
・お友達関係
・趣味
・参加しているサークル等
・興味を示すもの
たまには電話をして、何気ない会話の中から、おじいちゃんおばあちゃんの情報を入手しましょう。
必ず、コレだ!というものが思い浮かびますよ。
ダメなのは、あなたの頭の中だけで、あれやこれや考えることです。
だって、アナタの頭の中には、おじいちゃんやおばあちゃんの情報がほとんど入っていないのですから。
習ったことがない試験問題を解こうとするのと同じです。
答えが出てくるわけがありませんよね。
今のアナタがこの世に存在しているのは、おじいちゃんおばあちゃん、在ってのことですからね。
そんなに簡単な、浅い縁ではないのですから。
しっかり、リサーチして下さい。
そうそう、男性であるおじちゃんと女性であるおばあちゃんでは、当然、もらってうれしいものが違うはずです。
出来れば、別々に喜んでもらえるプレゼントを贈りたいものです。
敬老の日にもらって嬉しいもの、おばあちゃん編
世の中には、いろいろな会社が販売促進のためにリサーチしている情報があります。
参考程度に見てみましょう。
もらってうれしい順番です。
① お花
② 洋服
③ 装飾品
④ 和菓子
⑤ 洋菓子
⑥ 日用品
⑦ お食事券
⑧ 商品券
⑨ 宿泊券
⑩ お酒
確かに、一般的に、女性が喜びそうなアンケート結果だと思います。
お花を貰ってうれしい、それはそうでしょう。
でも、どうですか、何も思い浮かばないから、とりあえずお花を、的な感じを受けるのは私だけでしょうか。
洋服や装飾品は、相当ハードルの高い贈り物なので、しっかりとしたリサーチが必要ですね。
敬老の日にもらって嬉しいもの、おじいちゃん編
おじいちゃん編です。
参考程度に見てみましょう。
もらってうれしい順番です。
① お酒
② 洋服
③ 商品券
④ 和菓子
⑤ 洋菓子
⑥ 日用品
⑦ 宿泊券
⑧ お食事券
⑨ 宿泊券
⑩ お花
確かに、一般的に、男性が喜びそうなアンケート結果だと思います。
男だから、お酒、となるのでしょうね。
まとめ
「敬老の日」
これを儀礼的なものとして考えるのはやめましょう。
おじいちゃんおばあちゃんへの本当の感謝を伝える大事な日としてとらえましょう。
若くて元気な私たちが、おじいちゃんおばあちゃんへ元気を分けることができる日です。
そうそう、先に挙げた「もらってうれしいもの」の中にはなかったものがあります。
実は、多くのおじいちゃんおばあちゃんが一番うれしいと思うものが別にあります。
それは、あなたたちと一緒に食卓を囲むことなのです。
別に、高級なレストランでの食事で無くていいのです。
別に、気の利いた会話が出来なくてもいいのです。
愛している家族と、たまには一緒に食事がしたいと思っているのですよ。