水虫。
あなたは大丈夫ですか?
実は、多くの人たちが悩んでいる身近な病です。
感染する皮膚病ですね。
その原因となるのは、
どこにでもいるけど目には見えない、
白癬菌(はくせんきん)というカビです。
知らぬ間に感染し、
発症すると他人にうつしてしまいます。
特に生活を共にしている人たちに
迷惑をかけてしまうことになりますね。
もし、あなたが水虫になったら、
生活の中で気を付けるべきことを見て行きましょう。
水虫はどのようにしてうつるのかしら?
水虫の原因である白癬菌は、
温度が15度以上で湿度が70%以上
になると急激に増えだします。
冬の寒い時期は大人しくしていますが、
春から夏にかけて活動を活発化させます。
水虫といえば夏のイメージですが、
菌の性質によるものだったのですね。
また、自然環境とは別に、
生活の中でも白癬菌の繁殖を
促すような環境があります。
温泉、プール、サウナ、大衆浴場でもそうですが、
不特定多数の人が共有する
スリッパからも菌はつきます。
ただ、菌がつくとすぐに感染して
水虫になるわけではありません。
高温多湿状態が続くことで
水虫になりやすい状況を作ることになります。
すなわち、どこかで菌が素足や靴下に付着し、
その後、靴を履いて蒸れる状態が続くと
水虫を発症する確率が高くなるというわけです。
このように季節にかかわらず、
実は一年中感染するリスクがあるのが
水虫の怖いところですね。
あら?水虫かしら?疑わしいならすぐ病院へ
白癬菌がついて、時間がたつと症状が出てきます。
「気がついたらこうなっていた」
という感じでやっと自覚症状が出てきます。
それは、かゆみや水ぶくれ、皮むけなどの症状です。
こうなると家の中に菌を
ばら撒いている可能性が高いです。
生活を同じくする人たちに
うつしてしまうリスクが増えますね。
免疫力が低下している人や
皮膚の状態が悪いと
うつりやすくなるから注意が必要です。
あれ?いつもと違うと感じたら、
すぐに病院へ行きましょう。
皮膚科ですね。
病院では、患部と思われる場所の皮膚片を採取し、
顕微鏡で確認することで、すぐに診断がつきます。
早々に治療にかかりましょう。
早期で治療を始めることで
治療期間を短くすることも可能なので、
何はともあれ病院です。
とはいえ、三か月以上の治療期間が必要です。
なかなか厄介な病気なんですね。
家族に迷惑をかけないためにできること
菌をばらまかないことが大事です。
家に帰ってきたら、まず足を洗いましょう。
靴は完全に乾燥させるために複数を使い分けましょう。
家の中では靴下をはきましょう。
もちろん、靴下は毎日履き替えましょう。
お風呂のマットも共有は避けましょう。
少なくとも毎日取り替えましょう。
スリッパの共有もやめましょう。
床掃除はこまめに行いましょう。
これらのことは、水虫になっている人だけでなく、
生活を同じくする人たち全員が
気を付けなければなりません。
そうしないと、家の中から水虫菌が
いつまでたってもいなくならない!
水虫スパイラル!( ´艸`)(恐)
なんてことになりますからね。
水虫が最もよくうつる意外な場所は?予防と治療の正しいやり方。