水虫。
わたしには関係ないわ。
なんて思っているあなた、本当に大丈夫ですか?
水虫って
「靴の上からでも、かきむしりたくなるほど、痒いもの!」
だと思っていませんか?
実はそうでもないのです。
かゆみの出る人は、20~30人に1人ぐらいの割合でしかないということをご存知ですか!
そして、素人が見ただけでは判別がつかない水虫もあるのです。
もしかしたら、あなたも水虫なのかもしれませんね (>_<)キャー!
こわいですねぇ~(汗)
水虫はどこでうつるの?実は意外な場所だった!
よく水虫がうつる場所として挙げられるのは、プールや銭湯、温泉ですね。
たくさんの人たちが、裸足で歩き回る場所です。
確かに、水虫は、こういった公共の場でうつります。
ここで一つ良く聞く話をします。
「私は、プールや銭湯、温泉など、人が集まる場所には行っていないのに水虫にうつってしまった。」
「家族に水虫の人はいないから、私がどこかでうつって来たとしか考えられないのだけど?」
どういうことなのでしょうか?
この方が言っていることが事実であるとすれば、「家の中でうつった」としか考えられませんね。
ここでクローズアップされるのが、症状の無い水虫です。
疑うは、家族の中に症状の無い水虫にかかっている人がいるということです。
何らかの症状があれば病院に行くでしょうが、無ければ行かないですよね。
そうして放っておくことで家族全員に水虫をうつすことになるのです。
水虫をうつした本人は症状が無くても、うつされた方には症状が出ることもあります。
症状が出るか出ないかは、運の問題だそうです。
要は、人の免疫が水虫を害を及ぼすものと認識すれば症状がでますし、認識しなければ症状が出ません。
このような場合、うつされたことがわからないので、先ほどの疑問となるわけですね。
結論として、水虫が一番うつりやすい場所は、家庭の中だったのです。
家族が水虫になった時にうつるのを予防する方法
「水虫になったかもしれない」と疑問を持てば病院に行きますね。
でも、症状が無ければ、わざわざ病院へは出向かないです。
ですから、家族の誰かが、水虫になったとわかってからの対処が大事になります。
そして、角質層を細かい破片に分解し、その皮膚片にひっついて落ちます。
すなわち、水虫菌がひっついた皮膚のかけらが、家じゅうにバラまかれるわけですね。
それを同居の家族が、毎日踏み続けることになるのです。
このように水虫菌に接する機会が多くなることで、そのうち水虫に感染してしまうのです。
水虫に罹っている人がいる家庭を徹底的に調べ、いったいどこに水虫菌がいるのかを探ったところ、一番多く採取されたのは、患者さんが良く居る場所でした。
そして、患者さんの動線に沿って水虫菌が採取されました。
ここで、水虫について知っておくべきことが3点あります。
1点目、実は、水虫の感染力はそれほど強いものではないのです。
お風呂上がりのバスマットで水虫菌がついたぐらいで感染しないということです。
2点目、水虫菌は、掃除機で簡単に吸い取ることが出来るのです。
水虫菌は、皮膚のかけらに付いて、床にバラまかれています。
こまめに床掃除をすることで、水虫菌に接する機会を減らすことが、感染予防につながるのです。
3点目、水虫菌は、普通の洗剤で死んでしまいます。
ですから、入浴時に洗剤で丁寧に身体を洗うことで除菌できるのです。
そうそう、あと、水虫に罹ったら「靴下をはくことで、他の人にうつさなくて済む」と思っていませんか?
実は、水虫菌は、非常に小さいので靴下を通り抜けてしまうのです。
ですから、スリッパをはくことをおススメします。
水虫がうつった場合の正しい治療の仕方
水虫の治療は、専門家に任せて下さい。
病院で診察を受け、水虫であることを確定診断してもらい、薬を処方してもらいましょう。
そして、処方された薬を塗り続けましょう。
決して自己判断で止めないこと。
素人には、治ったかどうかわかりませんよ。
まとめ
水虫について、間違った認識をしている人が多いと思います。
たかが水虫ですが、放っておくとひどくなります。
そして、治療に時間がかかることになります。
なにより、大切なご家族に一番の被害を与えてしまうことが問題ですね。
けっして、他人ならうつしても良いという訳ではありませんが (;’∀’)ネ