暑い暑い夏。
どこまでも高く青い空とギラギラと燃えるような強い日差しの太陽。
そして体にまとわりつくようなジメジメとした不快な湿気。
あぁ~日本の夏、きんちょうの夏(笑)
海や山といったレジャーで、夏という季節を楽しもうとする人。
暑さや湿気で夏という季節を毛嫌いする人。
人それぞれですが、過酷という言葉がふさわしいような最近の夏事情。
体調管理が一番大事なことですね。
体温を超える夏の暑さは、人間の身体に少なからずダメージを与えますから。
近年、自然がどんどん減っている日本。
特に都会では、気温が高くなるヒートアイランド現象が心配されています。
都心部では、田畑や林といった緑地の減少や河川の埋め立てが進められてきました。
緑地は、水を吸収します。
この吸収された水分は、晴れて気温が高くなると、地面や空気の熱を奪って蒸発します。
河川の水も蒸発する際に空気の熱を奪います。
このように、緑地や水面が減ると、地面や空気の熱が奪われないので熱がこもったままになってしまうのですね。
都会のコンクリートジャングルで生活する人たちは大変です(汗)
夏バテで食欲がない時の食べ物はコレ
毎年のことですが、夏は、「どうも食欲がない」という人が多いですね。
「冷たいものを食べ過ぎや!」
これも、いつも言われることです(汗)
ヒトの消化器官で行われる消化活動。
これには消化酵素の働きが関係しています。
この酵素は、体温である37度前後で活発化します。
となれば、冷たい飲食物を摂ることで体温が下がると、消化酵素の活動が鈍ってしまい、結果、消化不良をおこすことにつながるというわけですね。
そして、暑いと大量の汗が出ます。
汗が出ると体の水分が少なくなりますから水分を摂ることになります。
つい水分を摂り過ぎてしまうと胃液が薄まります。
そうなると、胃の機能が低下してしまうのです。
胃の機能が低下すれば、食欲がなくなります。
すると、「暑いし食欲がないし、冷やしそうめんでも・・・」と、水分を含むものが多くなります。
そして、より胃液が薄まるという悪循環になります。
では、夏バテしないための食事はどうすればよいのでしょう?
よく、夏はそうめんや冷や麦など炭水化物にかたよった食事になりやすいので、不足しやすいタンパク質やビタミン、ミネラルを意識して摂りましょう、と言われます。
ですが、簡単に言いますと「温かい食事を摂る」これだけでいいのです!
汗だくで外回りをして休憩のために喫茶店に入った時に飲むのは、ホットコーヒーやホットミルクティです。
営業途中で空腹を満たすために入った一膳めしやで食べるのは、鍋焼きうどんです。
アイスコーヒーやジュースの類は飲まない。
ざるそばや冷やしそうめんばかりを食べない。
アイスクリームやかき氷を食べ過ぎない。
これを意識して生活すると夏バテで食欲がなくなることはありません。
だまされたと思って実行してみてください。
胃の調子が悪い時こそ温かい食事を意識して下さいね。
夏バテで体がだるい症状を解消する方法
暑い夏は、体がだるくなったり、疲れがたまりやすくなりますね。
日本の夏は、高温多湿です。
そんな環境に順応し、体温を一定に保つために、自律神経はフル稼働しています。
そして、自律神経が疲れ、乱れてしまうことで夏バテになってしまいます。
また、暑い屋外と涼しい屋内の温度差も自律神経を乱れやすくしてしまうのです。
それに、冷房が良く効いた空間に居続けることで、汗をかかないため、体内に熱がこもり、脱水症状や熱疲労をおこしてしまいます。
さらには、体が冷え過ぎることで血行不良や免疫力の低下をまねき病気になりやくなります。
ですから、夏は暑いものと割り切ることが必要です。
暑いから汗をかけばよいのです。
かと言って、近年の殺人的な暑さの中、エアコンもせずに蒸し風呂のような部屋に閉じこもっていてはいけませんね。
エアコンの冷房の設定温度を28℃にしましょう。
ただこれだと暑いので、扇風機やサーキュレーターも併用します。
そうすると、快適な温度になることが実感できると思います。
冷え過ぎないし、暑過ぎない、身体にとって最高の快適空間になります。
これで、夏バテからくる体がだるい症状は出ませんからね。
まとめ
夏バテを防ぐこと、夏バテを解消することは、実は、そんなに難しいことではありません。
夏は暑いものであることを受け入れる。
汗はかくものと理解し、汗をかくことを厭わない。
冷たい飲み物や食べ物は避け、温かい物を飲食し、冷えすぎた空間に身を置き続けない。
そして、快眠環境を作り、よく寝る。
たったこれだけのことで、夏バテは恐れるに足りません。
わたしは、毎年、これらを意識し実行することで夏バテ知らずですから。
ぜひ、今年の夏は実践してみてくださいね。