秋ですねぇ。
日本の秋と言えば、紅葉です。
紅葉前線が北海道から南下していきます。
日本の美しい紅葉を鑑賞できる期間は、およそ一か月程度です。
日本全国で素晴らしい紅葉を楽しむことが出来ます。
そんな中でも、指折りの紅葉を楽しむことが出来る場所が古都、京都にあります。
そんな自然の美しさを「京都府の永観堂」に見に行ってみましょう。
紅葉を京都で楽しむなら永観堂がおススメ
京都市左京区永観堂町にある「永観堂」をご存知ですか。
「永観堂(えいかんどう)」というのは通称で、正式名称は禅林寺(ぜんりんじ)です。
浄土宗西山禅林寺派総本山の寺院。
創建されたのは、853年といいますから1100年以上の歴史があるのですね。
本尊の阿弥陀如来立像は、顔を左に曲げた特異な姿の像で、「みかえり阿弥陀仏」とも呼ばれることは有名です。
そして、紅葉の名所として知られた当院は、古くより「秋はもみじの永観堂」といわれ、「もみじ寺」として有名ですね。
紅葉鑑賞スポット
永観堂の紅葉は、例年11月中旬から始まります。
見頃は、11月下旬から12月上旬です。
その年により前後しますので、11月上旬になれば現地の情報を収集するようにしましょう。
永観堂は敷地内には、約3000本の楓が植えられていて、急傾斜の岩壁には「岩垣もみじ(タカオカエデ)」があります。
これは、「おく山の 岩がき紅葉 散るぬべし 照る日の光 見る時なくて」と、古今集にも詠まれています。
入場料と公開時間
この時期の永観堂では、「寺宝展」の開催と「ライトアップ」のイベントが行われます。
平成29年11月7日(火)~12月6日(水)
寺宝展 9:00~16:00(17:00閉門)
ライトアップ 17:30~20:30(21:00閉門)
【拝観料】
寺宝展 大人1000円 小中高400円
ライトアップ 中学生以上600円
寺宝展とライトアップは、入れ替え制です。
継続しての拝観はできないので注意が必要です。
ちなみに、通常の拝観は次の通りです。
年中無休
9:00~16:00(17:00閉門)
大人600円 小中高400円
紅葉が素晴らしい京都の永観堂へのアクセス方法
【自動車を利用する】
阪神高速8号京都線の鴨川西ICから約11.3㎞、約24分
↓
名神高速道路の京都東ICから約6.5㎞、約18分↓
京都市内は、道路も渋滞が多いので予定通りに行動できないかもしれないですね。
【電車を利用する】
最寄りの駅は、京都市営地下鉄東西線の蹴上(けあげ)駅です。
駅から約1.1㎞で徒歩約14分です。
【バスを利用する】
JR・近鉄「京都駅」より
市バス5系統「南禅寺・永観堂道」下車、徒歩3分。
京阪電車「三条駅」より
市バス5系統「南禅寺・永観堂道」下車、徒歩3分。
京阪電車「神宮丸太町駅」より
市バス204、93系統「東天王町」下車、南東へ徒歩8分。
阪急電車「河原町駅」より
市バス5系統「南禅寺・永観堂道」下車、徒歩3分。
紅葉を楽しみに京都の永観堂へ行く際の駐車場情報
イベントが開催されている期間は、自家用車の乗り入れが禁止されています。
ですから、永観堂へは車で乗り入れることはできません。
最寄りの大きな駐車場としては、「岡崎公園駐車場」がおススメです。
駐車場から永観堂まで、約1.2㎞で徒歩約15分です。
【営業時間】
7:30~23:00
【収容台数】
普通車506台
自動二輪、自転車も可
【料金】
普通車
最初の1時間まで500円
以降30分毎200円
1日上限料金 1,300円(日・祝除く)
一泊(23:00~7:30)700円
自動二輪
一日1回の料金
小型(125cc以下)300円
大型(125cc超) 400円
自転車
一日1回の料金
200円
まとめ
永観堂の紅葉が楽しめるのは、例年11月中旬から12月上旬です。
見頃は、11月下旬から12月上旬です。
この期間に合わせるようにライトアップイベントが例年開催されます。
何処までも続く、素晴らしい紅葉。
お金を払ってでも見る価値があると絶賛されています。
是非とも、一度は見ておきたい紅葉の一つです。
それだけに、期間中の混雑は大変なものがあります。
少しでも混雑を避けたいのであるならば、
寺宝展なら、開門の9:00から10:00ぐらいに、
ライトアップなら終了近い19:30から20:00ぐらいに入られることをおススメします。
この時期の京都は相当寒くなります。
防寒をしっかり対策して行って下さいね。